航空自衛隊
飛行隊の数字

航空自衛隊には現在、戦闘機飛行隊・12個を筆頭に輸送隊・教育隊なども含め多種多様な飛行隊が存在します。

そんな飛行隊の「番号」に関する雑学です。

数字が1桁の飛行隊

現在、航空自衛隊に存在するのは

第3飛行隊(三沢)・第6飛行隊(築城)・第8飛行隊(築城)

この3つが一桁番号の飛行隊です。
特に第3飛行隊は、現存する飛行隊では最も歴史が古く、編成は1956年。

3sq

兜武者のマークがトレードマークの第3飛行隊

これら1桁飛行隊は全て、航空自衛隊が最初に導入した戦闘機F-86Fの時代に誕生した飛行隊です。

その後、F-1支援戦闘機⇒F-2と機体を変更して現在に至ります。
またF-86Fの運用後期においては、対地・対艦攻撃任務を与えられたため、今も一桁番号の飛行隊では対地・対艦攻撃の航空支援任務を行います。

過去には第1飛行隊~第10飛行隊まで存在しましたが、F-86Fの引退に伴い、先の支援任務を与えられた隊以外は、順次解散となりました。
しかし、第1と第2飛行隊は元々ブルーインパルスの所属する飛行隊でしたので、その系譜は現・第11飛行隊に引き継がれているとも言えます。

 

数字が2桁の飛行隊

数字が二桁の飛行隊は基本的にパイロットの養成を行う「教育隊」です。

T-4中等練習機を使う第31飛行隊と第32飛行隊(浜松基地)
F-15の訓練を行う第23飛行隊(新田原)
F-2の訓練を行う第21飛行隊(松島)

また美保基地にT-400を運用する第41飛行隊(大型機のパイロット養成)があります。

ブルーインパルスも正式には第11飛行隊なので、このカテゴリーに入ります。

数字が3桁・100番代の飛行隊

過去には第3航空団隷下として、101/102/103/105の飛行隊が存在しましたが、現在は全て解散しています。
100番代は全てF-86D戦闘機の導入時に結成した飛行隊ですが、F-86Dそのものが空自の歴史でもかなりの短命で、10年ほどしか飛んでいません。
故にこれらの飛行隊も、短い歴史で幕を閉じています。

数字が3桁・200番台の飛行隊

F-104スターファイター導入時に結成された飛行隊です。
第201~207飛行隊が存在しましたが、現在残っているのは
201飛行隊・203飛行隊(共に千歳)と204飛行隊(那覇)
また新田原の第23飛行隊は202飛行隊の任務を受け継いだ部隊です。

現在は全て運用機種がF-15J/DJになっています。

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ヒグママークの第201飛行隊

 

数字が3桁・300番台の飛行隊

F-4EJ導入時に結成された飛行隊です。
301飛行隊と302飛行隊は百里基地でF-4EJ改を運用中。
303~306飛行隊はF-15J/DJに機種を転換しています。

200番台までの飛行隊と違い、結成された飛行隊は2016年現在全て現役です。

今後、F-4EJ改の引退に伴い、301・302飛行隊の行方が気になりますが、F-35Aに機種変更される可能性もあります。

302

オジロワシの302飛行隊
自衛隊の戦闘機で最も大きいマーク

数字が3桁・400番台の飛行隊

401飛行隊・402飛行隊・403飛行隊・404飛行隊

全て航空支援集団隷下の輸送隊です。

小牧にC-130Hの401飛行隊と、KC-767の404飛行隊。
入間にC-1の402飛行隊。美保にC-1とC-2の403飛行隊が所属しています。

404飛行隊だけが特殊で、空中給油を任務とする部隊です。

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KC-767空中給油機は404飛行隊だけの装備

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403飛行隊では2017年までYS-11も飛んでいた

数字が3桁・500番台の飛行隊

500番台は501飛行隊のみが存在します。

百里基地所属の偵察航空隊に所属する飛行隊で、過去にはRF-86F。
現在はRF-4EとRF-4EJを運用します。

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空自機ではレアな迷彩塗装を纏う。
通称「レコン・ファントム」

数字が3桁・600番台の飛行隊

600番台は空中での索敵等を任務とする警戒航空隊です。

601飛行隊(三沢)と603飛行隊(那覇)はE-2Cを。
602飛行隊(浜松)はE-767を運用しています。

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大きなレーダーを背負う警戒航空隊。
移動レーダーサイトとして、日々警戒にあたる。

数字が3桁・700番台の飛行隊

日本国政府専用機を運用する特別航空輸送隊の第701飛行隊です。

政府専用機は任務では「Japanese Air Force 01/02」のコールサインを使用しますが、第701飛行隊としてのコールサインは「CYGNUS シグナス」です。
訓練時や移動時は、こちらのコールサインを使っています。

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