少し変わった迷彩服

陸上自衛隊の迷彩服といえば、言わずと知れた

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この緑をベースとした迷彩服。

迷彩服2型、または迷彩服3型と言われるものです。

陸上自衛隊の隊員は、ほとんどの方が、このタイプの迷彩服を着用しています。
(空挺隊員や機甲科の車両乗員なども、細部に違いはあれど基本同じです)

しかし、この写真

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なんか、違和感が無いでしょうか?

写真左側の部隊は、通常の迷彩服を着用しているのですが、写真の右側。

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迷彩の柄が、通常とはかなり違うのが分かるかと思います。

陸上自衛隊では、一部でこういった特殊な柄の迷彩服などを着用している部隊があります。

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手持ちが少ないので一部だけですが、紹介していきます。

訓練の敵役・評価支援隊

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先ほどの、黄色っぽい迷彩服を着ている隊員は、通称:富士訓練センターと呼ばれる、部隊訓練評価隊・評価支援隊の方々です。

この部隊は、一般部隊との演習で「敵役」を務める部隊で、航空自衛隊のアグレッサー・飛行教導群と同じ役割を担っています。

サッカーのホームとアウェイでは無いですが、お互いに同じ服装では瞬時に相手を「敵」と認識できないので、このような特殊な柄の迷彩服を着ています。

正式名称は「評価支援隊用迷彩服」と言うそうです。
パターンは航空自衛隊の旧型戦闘用迷彩に近いですが、明るい茶色系の配色がメインになっており、自衛隊の中でもかなり特殊な迷彩服です。

ちなみに、評価支援隊では配属されている車両も、ちょっと変わった迷彩が施されています。

まず74式戦車。

左が評価支援隊、右が第1師団・第1戦車大隊。

続けて96式装輪装甲車

これは左が評価支援隊、右は普通科教導連隊です。

評価支援隊の車両は黒っぽい塗装が加えられているほか、配色も若干違うのが分かるかと思います。
これも、迷彩服と同じで「敵役」として明確に差別化する必要があるためです。

この特殊な迷彩服や車両塗装は、滝ヶ原駐屯地でのみ見ることが出来ます。
陸上自衛隊の中でも、かなりレアなのです。

第1空挺団・砂漠迷彩

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UH-1に乗って、ヘリボーンを仕掛ける第1空挺団。

しかし、着ている服装が、通常の迷彩服とは、かなり違います。

拡大してみると

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前方に構えてる隊員が着用しているのは、恐らく防暑服4型の砂漠迷彩仕様にギリー加工を施したものだと思われます。

また、よく見ると靴も一般的な黒の半長靴ではなく、いわゆるデザートカラーです。

これは防暑靴4型、戦闘靴2型を元に砂漠迷彩仕様を施した装備です。

これらの砂漠迷彩仕様はソマリア沖海賊対処行動として、ジブチに展開している隊員用として支給されているものです。

ちなみに柄は迷彩服2型を砂漠仕様にアレンジしたものと言われています。

後方の隊員が着用しているのは、砂漠迷彩にも見えますが、足回りは通常の迷彩服のパターンにも見えます。
載せておいてなんですが・・・謎です。
隠密行動用戦闘装着セットの携帯用擬装網装備にしては、擬装が軽いですし。
(いわゆるギリースーツ。下の画像参照)

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隊員が独自にアレンジして使用しているのか、それともこういった特殊な装備があるのか。
まだまだ知らないことだらけですね。

海上自衛隊の青迷彩服、陸上戦闘服2型は、こちらの記事

痛飛行機弐