HARUKAZE

自衛隊・ミリタリーに魅せられて

航空自衛隊

最後のファントム祭。百里基地航空祭2019レポート(後編)

先週の前編に続いて午後の301飛行隊、501飛行隊によるフライトのレポートとなります。

デモスクランブル
AGG
機動飛行
全部乗せの301飛行隊

午後のフライトで先陣を切るのは、第301飛行隊。
地上に展示されていたスペマの315号機も、燃料タンクを取り外してノータンクのクリーン形態にチェンジ。
最大限のパフォーマンスを発揮できる状態で滑走路へと向かいます。

301飛行隊の飛行展示はデモスクランブルに始まり、AGG(空対地攻撃)、機動飛行というまさに「全部乗せ」。
豪華な内容に期待が膨らみます。

艦載機の名残でもある頑丈なアレスティングフックを下げたダーティー形態でローパスするスペマ315号機。

自衛隊のファントムでも最も若い440号機(獅子丸)は、439号機(与作)と密集隊形でのブレイク。
ブルーインパルスのファンブレイクかと思うほどの近さです。

右から左からファントムが飛びまわる、ファントム最後の航空祭に相応しい豪華なフライト、しかし残念ながら陽の光には恵まれなかったか・・・
と思っていたその時!

太陽を遮っていた分厚い雲から陽の光が!!

天気予報を見たときは、ほぼ諦めていた晴天+青空でのフライト。

しかも雲が多く湿気も多かった為か、この時期の百里では珍しいくらいのヴェイパー。

極めつけは、美しい青空へとまるで駆け上がっていくかのような、垂直ハイレートクライム。
これはもうファインダーを覗きながら眼が涙で潤みました。

さらに写真には収められませんでしたが、ここから何とマイナスG機動でのレベルオフ(水平飛行への以降)

引退を間近に控えても、その力強い飛び方はまさに「戦闘機」でした。

最後の勇姿
501飛行隊

ファントム尽くしの航空祭、その最後を締めくくるのは2019年度末でその歴史を終える501飛行隊・レコンファントムRF-4

格納庫にてフライト内容が事前に紹介されていたので、引き続き北側で順光の背中を狙うことに。

最後の勇姿を眼に焼き付けてくれと言わんばかりに、激しい機動で縦横無尽に飛び回るレコンファントム。登場したのは青迷彩の901号機と、通常塗装の907号機です。

ファントム=幻として、まさに今消え行こうとしている501飛行隊のRF-4。

約半世紀の偵察航空隊の歴史を締めくくる見事なフライトでした。

501飛行隊のフライトを見届けると、あーこれで本当に終わってしまったのだなと、少し寂しい気持ちを引き摺りつつ帰りのバスへ。

 

奇跡的な天気にも恵まれた最後のファントム祭、しかとこの眼で見届けさせていただきました。

ありがとうファントム。

最後の時まで、どうかその翼が平穏でありますように。



広告

2 コメント

  1. kero

    初めまして。
    初めまして。更新楽しみにしていました。

    私も現地にいました。
    アレだけの気合いのフライトを見せられると、まだまだ元気に飛べるんじゃないか、まだ退役は早いんじゃないか、と考えて余計に寂しく感じました。

    管理人さんの親分カエルの写真は最高ですね!
    良い写真が見れました。ありがとうございました。

    • HARUKAZE

      kero様
      コメントありがとうございます。
      本当にまだまだ飛べるんじゃないかと思えるフライトでしたね。
      奇跡的に天気にも恵まれ、本当に行って良かったなと思えました。

コメントを残す

Theme by Anders Norén