前編に続いて、後編は訓練展示の様子をレポートします。

訓練の設定は
「緊張が高まる日本国の離島に高射部隊を展開、空・海と連携して離島の防空にあたる」
という下志津駐屯地のグランドを「下志津島」という架空の離島に見立てた内容です。

偵察・斥候部隊潜入

本隊の展開に先立ち、偵察部隊が二輪車の機動力を活かして潜入。

さらに82式指揮通信車が進入(恐らく87式偵察警戒車の代わり)

偵察情報に基づき、下志津島への高射部隊展開に支障無しと判断。

高射部隊展開

指揮官は偵察部隊の情報を基に、高射部隊の展開を決定。

単独車両で戦闘可能な近SAM及び87AWが先行して展開。周辺の警戒に当たります。

先行部隊に引き続いて短SAM・中SAMの発射機及び各種レーダ車両も展開を開始。
それぞれ近SAMと比較して圧倒的な射程距離を誇りますが、展開する様子を見てるとその代償として発射体勢に移るまでに非常に時間が掛かることがよく分かります。

全ての高射火器の展開を完了。ちなみに一番左に見えるのは、航空自衛隊のペトリオットミサイル部隊です。

敵機飛来・空襲警報

高射部隊が展開を終えた下志津島へ敵航空偵察機が飛来。

敵機役は木更津のLR-2が務めます。

通り過ぎる敵機に照準を定めて追尾する87AW。

更に上級司令部よりミサイル発射の兆候及び、敵性航空機の接近が知らされ脅威が更に高まった為、司令部は空襲警報を発令。

全部隊を挙げて接近する脅威に警戒します。

ミサイル・敵機襲来

敵本土より巡航ミサイル発射の一報が入り、更に警戒を強める高射部隊。

そこに敵国から発射されたミサイルが接近!

いやー何処かで見たようなカラーリングですねー何処の国のミサイルなんですかねー(棒読み)

接近する巡航ミサイルは短SAM及び中SAMが迎撃を実施。

ミサイルを無事、着弾前に撃破。

しかし休む間もなく、今度は敵航空部隊が飛来。

ホーク、87AW及び近SAMに迎撃命令。

近SAM発射!

命中!

敵機撃破!!

ワイヤーみたいなものが見える?気のせいだと思います()

敵地上部隊制圧

更に攻勢を強める敵国部隊、今度は地上部隊を送り込んできた模様。

装甲車と偵察バイクの部隊が特科部隊の援護の下、敵地上部隊を海に追い落とそうと反撃を仕掛けます。

更にLAVと96式装輪装甲車も加わり、機関銃3丁による制圧射撃。

空からはAH-1コブラも支援を実施。

最後に普通科部隊が敵陣へ雪崩れ込んで、敵部隊を制圧。

これにて状況終了。

ちなみに普通科部隊の車両や隊員さん達は、第1空挺団からのゲスト参加だそうです。

訓練修了後は地上展示へ。

87式自走高射機関砲の車体部(74式戦車のもの)の傾斜動作と砲塔の旋回・機銃の上げ下げ。

こちらは11式短距離地対空誘導弾。

最後に史料館の周りの貴重な高射装備を眺めて帰路へ。

陸自の高射装備については、なかなか全部を見る機会が無いのですが、さすが高射学校・高射教導隊を有する下志津。

満足いくまで高射の魅力を堪能出来ました。