事前の天気予報では雨予報が出てた11月3日。

いざ、その日になってみれば雲1つない秋の青空が広がっていました。

そんな絶好の航空祭日和で開催された2017年入間航空祭のレポートをお届けします。

オープニングはT-4

オープニングフライトとしてウェザーチェックに上がっていたT-4の718号機が会場上空をフライパス。

入間はスタート直後は逆光気味のため、カメラの設定が悩みどころです。

CH-47は空中消火実演を披露

最初の展示課目は入間所属の空輸隊チヌークのフライト。

ちなみに、このバケツには約7000リットル前後の水が入ります。

流石チヌーク、力持ち。

山火事や大規模災害などで陸自のヘリと共に空中消火を担う働き者のチヌークです。

パワーだけじゃなくて、その巨体に見合わぬ機動性を有するのがチヌークの凄いところ。機動飛行展示で巨体を華麗に操ります。

最後は機内から乗員さんが御挨拶。黄色いデカ手袋が可愛らしい。

熟練の技・シルバーインパルスは7機編隊

続けては司令部支援飛行隊、通称シルバーインパルス。

例年4機編成などで行うことが多いのですが、今年は豪華な7機編成。

ダイヤモンド隊形

アロー隊形

ダーティーローパス

そして極めつけは、こちら

少し早いクリスマスプレゼントと称して、7機編隊によるツリー隊形、お見事。

締めは一直線のライトエシュロン隊形からの・・・

連続オーバーヘッドブレイク。

7機編隊はやはり迫力が増し増しです。

事故を乗り越えて・飛行点検隊

2016年は4月にU-125の墜落事故があったため、飛行展示を行わなかった飛行点検隊。今年は航空祭へ帰ってきました。

YS-11FCによる進入の飛行点検。

U-125は基地南東方向より、滑走路中央を目指す想定での飛行点検を披露。

YS-11FCは大きな8の字飛行で会場に御挨拶。

1971年に導入され45年以上飛び続けているYS-11の160号機。

まだまだ飛べるぞ!と言わんばかりの華麗な姿でした。

迫力の6機編隊 C-1

飛行点検隊が降りたのに続き、北の方角から巨大な編隊が。

入間名物、C-1輸送機による大編隊。輸送機6機の編隊飛行はとてつもない迫力があります。

第2輸送航空隊には自分もいるぞー!と言わんばかりにU-4(ガルフストリーム)も登場。白に青のラインが陽によく映える機体です。

今度は会場斜め方向から5機編隊。
編隊が大きすぎて望遠では入りきらないくらい。

会場右後方より連続で旋回しながら進入。

背中がバッチリ写る凄いバンク角で突っ込んできます。

ただ予行では2機編隊のパターンもやっていたようですが、本番では無かったのが残念。

(画像はH28の予行演習)

続けて習志野第1空挺団による空挺降下

今年は何と両扉からの降下。

実は空挺用のパラシュートには696MI(12傘)と13式空挺傘の2種類があり、前者は両扉降下が不可能なのです。

こちらは2015年入間基地での空挺降下。空挺隊員の数が少ないのが分かるかと思います。
2017年の降下訓練始めでは13式空挺傘による両扉降下が披露されましたが、入間の航空祭でも行うのは意外だったかも。

空挺隊員を降ろした029号機、今度は北からローパスで進入。

一気に機首を持ち上げて・・・

ド派手に旋回!

いわゆるコンバットピッチ(敵機の追撃を振り切るため飛行場上空まで高速進入、安全圏に入った後、着陸するため急上昇と急旋回で一気に運動エネルギーを落とす飛行技術)。
普通は戦闘機が行う機動ですが、C-1によるコンバットピッチは迫力が凄まじいです。

他の機体もオーバーヘッドアプローチで進入。

C-2の配備が始まり退役の進むC-1輸送機。
6機編隊が出来るのは今年が最後では・・・との噂もあるので、青空で見れて幸せでした。

青空に映える ブルーインパルス

C-1のフライトで会場はお昼休み、午後のブルーインパルスのフライトに向けてどんどん人が増えていく会場内。「人間航空祭」の異名は伊達ではありません・・・

自分は今回、少し後ろの方にミニ椅子使って観覧してたのですが、徐々に空白のスペースが無くなっていくのがよく分かりました・・・

しかし天候は申し分なし、雲も無いので、これは1区分(フルアクロ)間違いなし。

と思っていたら、離陸がいきなりダイヤモンドテイクオフではなくて1番~4番機までの単独離陸。当日、風が横風気味だったので、その影響でしょうか。

空中集合からのダイヤモンドダーティーローパスは初めて見ました。

やはり快晴のブルーインパルスはいいですね。

久々に1区分(若干変則でしたが)を見れて大満足です。

F-15とF-2はド派手にお帰り

ここ数年、展示プログラムに追加された戦闘機の帰投。

毎年どんな風に帰っていくか楽しみですが、今年は想像以上に凄かった。

C-1に隠れるくらいの超低空テイクオフ。

アフターバーナー焚きながら豪快にエンドで捻り。

そして戻ってきたと思ったら、またもアフターバーナー豪快に焚きながら翼をフリフリ。

第306飛行隊は今年、小松航空祭が台風で中止になったので、ここで魅せていったのじゃないかと思うほどのド派手な帰投でした。

第8飛行隊のF-2も離陸直後、豪快に機体をお捻り。

会場上空に再度戻って、翼を大きく振って帰っていきました。

今年のファイター帰投、特にイーグルは「これ本当に入間か?」と言いたくなるくらいのレベルでしたね。

ファイターの帰投を見届け、会場内の地上展示機を見ながら出口へ。

久々に見かけた水色のC-130ハーク。
水色塗装機は最近では少ないので、入間で見れてラッキーです。

展示機では無いですが偶然見かけたYS-11FCの154号機。
2015年の入間航空祭以来、全く姿を見ていなかったのですが、こんなところにいたとは。

用途廃止されたのかどうか分かりませんが、何処か寂しげな雰囲気でした。

 

相変わらずの大混雑でしたが、久々の晴天の航空祭。

堪能させていただきました。入間基地と関係者の皆様、ありがとうございました。

痛飛行機弐