横須賀港撮影レポート H29.5 レーガン出港せず
空母ロナルド・レーガンが15日に出港するとの話を聞きつけ、またしばらく見れなくなるので見に行こうと横須賀へ行って参りました。
軍港めぐりの船を待っていると、空母出港に備えてか、慌しく動く米軍のタグボートさん達。
米軍のタグボートは形が円盤UFOみたいでユニークです。
平日午前にも関わらず、軍港めぐりは大盛況。
早めに並んで、写真撮りやすいところに座ります。
出港して、いきなり最初の驚き。
米海軍の巡洋艦・駆逐艦エリアにて
うん・・・?見慣れた姿だけど、なんか違和感・・・?
あっ!SPY-1レーダー剥がされとる!
横須賀来ると、アーレーバーク級かタイコンデロガ級は、確実にいますが、レーダー外した状態は初めて見ました。
そして、外したときの仮留めが「木の板」というのも、なんとも(笑
そして本日、一番のお目当て
ニミッツ級航空母艦、ロナルド・レーガン。
停泊中はメンテナンス期間なので、甲板上に機材やら何やら置いていることが多いのですが、まさに出港直前ということで、完全にクリアな状態となってます。
空母の出港に合わせてか、すぐ真横にはロサンゼルス級攻撃原潜
更に沖合いにはルイス・アンド・クラーク級補給艦もスタンバイ
いよいよ空母出港か~しばらく見れないな~と思い、下船後は出港のお見送りをしようと港の公園で待っていたのですが、12時予定だったのが16時に。
しかし16時を過ぎても一向に動かず。そしてオチが・・・
まさかの出港延期!!!!
登舷礼のために甲板へ乗員が整列して、タグボートやらもスタンバイしてるのに、まさかの出港中止!!
もう公園にいる全員が「嘘やろぉぉ!!??」と絶望しておりました、はい。
報道によると、修理箇所が見つかったためとのことでしたが、まさか「出港延期」を生で見れるとは思っておりませんでした・・・
ある意味レアなものを見れたと思うことにします
さて、気を取り直して、海上自衛隊編に
補給艦「ときわ」。
横須賀所属艦なので、よく見かけますが、この日は吾妻島地区(陸地側と切り離された島の部分で、燃料・弾薬庫と言われている)に停泊していました。
ここに補給艦が停泊してるのは、結構珍しいと思います。
ちなみに「ときわ」は午後にレーガンの出港を待っていたら、横須賀港側に移動してきました。
「いずも型」や「ましゅう型」と比べれば小さいとはいえ、全長167m、満載排水量15000tに達する巨大な艦は、やはり迫力があります。
そして、こちらも珍しい
左から順に 5106「しょうなん」 5105「にちなん」 5104「わかさ」
実はこれ、海上自衛隊の所有する海洋観測艦の全部が1枚に収まっているのです。
普段は大体1隻は出ているので、3隻全部が並んでいるのは、珍しいかと。
続けて303「はちじょう」
やえやま型掃海艦、最後の1隻で、海上自衛隊最後の「木造艦」。
2017年6月には引退と言われているので、まだ自衛艦旗を掲げている、このタイミングで見れてよかったです。
横須賀港に戻ると、護衛艦が全て前向きに並んで停泊していて、いい絵になります。
左から107「いかづち」 101「むらさめ」 110「たかなみ」
そして、普段は「いずも」が停泊しているバースには、変わったお客様。
102「はるさめ」と3508「かしま」、海上自衛隊幹部候補生を乗せて、航海実習を行うための「練習艦隊」です。
現在は国内航海中で、5月下旬頃から遠洋航海実習に出発予定とのこと。
海上自衛隊、国防の将来を担う候補生達が乗り込む、大事な艦隊です。
レーガンの出港を見送れなかったのは残念ですが、珍しい艦やら組み合わせも見れて、なかなか満足の軍港めぐりでした。
けど、やはり動いている空母は見てみたかった・・・(しつこい
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