米軍のアクロバット飛行チームというと、空軍のサンダーバーズと海軍のブルーエンジェルスが有名ですが、サンダーバーズが何度か日本に飛来経験があるくらいで、基本的に米国等へ行かないと見れる機会がありません。

しかし、実は在日米軍基地に本拠地を置くアクロバット飛行チームもあるのはご存知でしょうか。

それがPACAF F-16 Demo Team。
正式名称Pacific Air Forces’ F-16 Demonstration Teamで、太平洋空軍F-16デモチームとなります。
(PACAFはパキャフと読む方もいます)

太平洋空軍は日本の第5空軍をはじめ、アラスカ州・グアム・ハワイ・韓国などに拠点を置く、文字通り太平洋を作戦エリアとする航空部隊です。
その中で、F-16戦闘機の性能アピールと、地元交流・広報などの為に、F-16戦闘機によるアクロバット飛行を担うチームが三沢基地に置かれています。

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アクロバット飛行チームと言ってもサンダーバーズのような特殊仕様機を使うわけでもなく、第35戦闘航空団の一般機がそのまま使用されます。
スモークも無し、飛行するのは単機と、展示の概要は、いわゆる「機動飛行展示」に近いものです。

しかし、それだけじゃわざわざ専門の「デモチーム」が存在する必要がある訳もなく、一体何が凄いのかと言うと

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とにかく飛びっぷりが、豪快ド派手、THE・USAと言わんばかりの内容なのです。

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ちなみに画像はAB全開に噴かして、離陸直後にインメルマンターン決めてる模様です。

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F-16は高機動で主翼根元付近にヴェイパーが出やすい機体なのですが、PACAFデモチームの飛行では、もう牛丼つゆだくならぬ、ヴェイパー増し増しで、これでもかと言わんばかりにヴェイパー祭りの写真が撮れます。

ただ、あまりに機動が豪快すぎて、撮影のために望遠レンズ振り回すのが疲れるというのが難点です(苦笑

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ロールも、もうグルングルンこれでもかとド派手に回ります(語彙の少なさ…

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特にアフターバーナー全開に焚いて急上昇していく姿は、もう変な笑いが出てくるくらいのカッコよさです。一度は見る価値あると断言出来ます。

チームの本拠地は三沢なので三沢航空祭では目玉の展示課目となっている他、三沢では定期的に練習も行っています(地元自治体に事前通知がでるので、日時も少し前になると分かります)。
最も三沢は航空祭以外では、撮影には何かと不便な場所ではあるのですが・・・

また目的が米軍の広報ですので、岩国などの米軍基地イベントや、空自の航空祭に出張して飛行展示を行うこともあるので、三沢以外でも見れる機会は結構あります。

空自の機動飛行も素敵ですが、THE USA、アメリカ人頭おかしい(褒め言葉)と言わんばかりのデモ飛行、是非一度、生で見てみては如何でしょう。