【これ、いくら?】戦車の主砲とキャタピラ

一台で10億円とも言われる最新型の10式戦車。

戦闘機・潜水艦に続いて、今度は戦車の内訳を調べてみました。

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攻撃力の要・戦車砲

戦車と言えば、やはり大口径の戦車砲。

74式は105mm、90式・10式は120mmの戦車砲を備えていますが、果たしてこの戦車砲、どれくらいのお値段がするのか。

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まず10式戦車の120mm戦車砲が砲座付で平成27年に載っていました。

お値段 税抜

約8500万円

鋼鉄価格=原材料費の変動なのか、8490万円での契約と8515万円での契約、2種類が存在しましたが、平均するとこれくらいです。

また90式と10式は砲身アッセンブリーの名称で、砲身単体も調達されていました。

90式・・・1837万円

10式・・・2209万円

共に税抜き価格

10億円の戦車にしては意外と安い・・・?と思われるかもしれませんが、戦車にとって砲身は「消耗品」です。
一説に120mm滑腔砲の砲身命数は500発と言われます。
(実用的な命中率が期待できなくなる、突発的なトラブルの起きる可能性が一定以上に達した状態のことです)

つまり2200万円の砲身でも数百発撃てば交換しなければならないのです。

ただ、そもそも120mmAPFSDS砲弾のお値段が大雑把に見積もって一発100万円と言われています。
(調べたんですが、調達数量が記載されておらず、最新の価格は分かりませんでした。故に古いデータです)

そう考えると、砲身の価格と言うのは意外と安いのかも・・・?
(高価なタングステンを使う戦車砲弾が高いとも言えますが)

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ちなみに16式機動戦闘車は砲身ではなく、砲座付きでのお値段が乗っていました。

1式で約7500万円になるそうです。

戦車の脚・キャタピラ

何十トンという膨大な重量をしっかりと受け止めて、道なき道でも突き進む戦車のキャタピラ。
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当然キャタピラも砲身同様、消耗品扱いになりますが、一体このキャタピラは幾らくらいするものなのか。

これも74式戦車の分は見つからなかったのですが、90式と10式は判明しました。

90式・・・約2300万円

10式・・・約2000万円

共に税抜き価格

調達数量の単位が「組」なので、恐らく左右を1セットでの価格になると思います。
(片側一式ならASSYで調達されるはず)

90式が約50t、10式が約44tなので、およそ5t分の重量差が、そのまま約300万円の価格差に反映されているのでしょうか。

ちなみに、戦車用のキャタピラは調べてみると、時期により若干価格が違う事が分かりました。

その時の鉄鋼価格とかで、原材料費が変わってくるのかもしれません。