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航空無線でよく聞く言葉①

航空無線でよく聞く言葉①

基地見学にあると便利なエアバンド(受信機)

飛行機の動きを把握するもよし、パイロット気分に浸るもよし。

ただ、飛び交う交信はいまいちよく分からない内容も多いですよね。

航空無線は英語を基本としていますが、「航空英語」なんて言われるくらい独特の言い回しなども多いです。
(無線で簡潔・明瞭に交信するためです)

今回は、そんな航空無線でよく聞く単語をピックアップして解説したいと思います。

dsc_8061

①Report Base(レポート ベース)

ベース=基地に、レポート=報告?

レポート=報告は正解で、航空無線では「報告・通報して下さい」などといった意味合いです。

しかし、ここでいうBASEは基地ではなく「ベースレグ」という意味合いになります。

base

滑走路には場周飛行経路というのが設定されていて、着陸を行う機体は基本的にこのパターンに沿って飛行します。

そのうち、上図で赤矢印に該当する部分を「ベースレグ」、これを略してベースと言っているのです。

つまり無線で「コンティニューアプローチ、レポートベース」などと聞こえたら
「進入を継続。ベースレグに入ったら報告してください」
という意味合いになります。

これが聞こえたら着陸機が間もなく降りてくることが多いです。

②REPORT INITIAL(レポート イニシャル)

これも着陸機に対してよく使われる交信です。

initial23

滑走路の少し手前に「イニシャルポイント」というのが存在します。

先ほどのレポートベースと一緒で

レポートイニシャル=イニシャルポイントで報告してください

という意味合いになります。

dsc_7838

レポートベース・イニシャル、どちらも覚えておくと着陸機接近を事前に察知できる合図になります。

着陸のタイミングをしっかり狙いたい方は、是非覚えておくと便利です。



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5 コメント

  1. アリス

    初めまして、受信初心者のものなのですが
    レポートはこの2つだけなのでしょうか?

    以前にレポートダーゥイン(確かそのように聞こえたのですが・・)
    というのがありました、他にもレポート・・などがあれば教えてください。

    • HARUKAZE

      コメントありがとうございます。
      「レポート」は交信相手に対して「○○で報告してね」の意味なので色々なパターンがありますよ。
      恐らくお聞きになったのは
      「レポート ダウンウィンド」⇒ダウンウィンドレグ(滑走路と平行に飛ぶ場周経路)に入ったら報告して下さい
      だと思います。
      ちょくちょく追加していきますので、何卒お待ち下さい。

      • アリス

        早速のご回答と新たなページの追加ありがとうございます。
        よく判りました!今後の追加も楽しみにしております。
        Twitterもフォローさせて頂きました!m(_ _”m)

  2. ジョニー

    アメリカの個人パイロットです。
    おまけ書いておきますね。
    離陸したレグは デパーチャーレグ
    一回目の旋回は クロス
    離陸後そのまま飛ぶ時は ストレートアウト
    平行滑走路の場合は、タワーがクロスを指示することがあります
    アイル コール ユア ライト(レフト)クロス とか
    ここで、イニシャルと言われている場所は、アメリカでは
    ファイナル もしくは ショートファイナル ですね。
    アメリカの航空祭の時にでも役立ててください。
    トラフィックパターンに入る前に、レフトダウンウィンドもしくは ライトダウンウィンドと場所を指示されることがあります。
    たまに、方位でサウスベースとか言われることも。
    空港間の距離が近いことが多いので、サークルサウス(南へ回れ)とか、近隣の空港の状況や、風向きでトラフィックパターンが通常(通常は左)と違い右回りになったりします。

    • HARUKAZE

      ジョニー様

      丁寧な解説ありがとうございます。
      筆者も自家用でいいので操縦士資格取って、自分の手で飛行機飛ばしてみるのが夢です。

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