雪レフ入間はレア輸送機勢揃い 入間基地撮影レポート H30.1.25

雪レフ入間はレア輸送機勢揃い 入間基地撮影レポート H30.1.25

関東で数年ぶりとなった大雪。

幸い、被害などは出ていないようですが、筆者の自宅周りもここ10年で1、2を争うくらいの雪が降りました。

さて、雪と言えば、やはり雪レフやら雪と絡めた写真を撮りたくなるのがマニアアの性。

本当は百里に行きたかったのですが、まだ基地の周りは積雪・凍結が激しいとの情報があったので、雪道の運転に不慣れなこともあり諦めました。安全第一です。

しかし入間なら電車+徒歩で行けるということで、今回は入間の撮影に決定。

まだ雪の残る入間へ行ってきました。


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雪レフ入間

到着すると、ちょうどU-4がタッチ&ゴーの訓練中。

澄んだ冬の空気に雪レフのほどよい反射がU-4の白い機体をいつもより魅力的に見せてくれてる気がします。

支援飛行隊のU-4もピカピカ。

見慣れた入間のT-4も普段とは違って見える。

埼玉県警のヘリもキラッキラ。

雪レフ効果偉大です。

レア輸送機その1
岐阜のC-1 FTB

しばらく経つと無線から「マンボ」のコールサイン。

マンボは岐阜の飛実のコールサイン。何がいるのかと思ったら、遠くに見える銀色の大きな姿。

「銀ちゃん」の愛称で親しまれる、飛実のC-1 FTBでした。

岐阜をメインに撮影されてる方には馴染みの深い銀ちゃんですが、関東ではたまにしか見れない機体。実は自分も初遭遇です。

この雪と絡められるタイミングで撮れてラッキーでした。

レア輸送機その2
EC-1 カモノハシ

続けて現れたのは入間ではレアというほどでもないですが、航空自衛隊に1機しかないカモノハシことEC-1。

これも雪を絡めたショットで撮れたのは貴重です。

レア輸送機その3
C-1 002号機

レアなあC-1を連続で見れて喜んでいたら

「入間で自分を忘れてもらっちゃ困る」

と言わんばかりに登場しました。

入間の2輸空、最古参。
C-1 FTBと共にXC-1試作機として生まれた、C-1の002号機です。

パイロットさんから、お手振りも頂きました。ありがとうございます。

ここまで登場した3機

C-1 FTB→FTBとして改造された唯一のC-1
EC-1→電子戦訓練機仕様に改造された唯一のC-1
C-1 002号機→元XC-1で量産機改造された唯一のC-1

どれも日本に1機しかないレア機です。

これを全部1日でまとめて見れたのは、運が良いの一言に尽きます。

レア輸送機 その4
KC-130H 水色塗装

レアなC-1も沢山撮れたし帰ろうかと思っていると、遠くに輸送機らしき機影を確認。

小牧の401飛行隊から飛んできたハーク。

ハークは入間では珍しくない機体ですが、この080号機は一味違う。

この機体、正確にはC-130Hではなく空中給油機仕様に改造されたKC-130H。
KC-130H自体も空自には2機しかないのですが、お互いに色違いのため水色塗装のKC-130Hはこの080号機しか日本に無いのです。

最後の最後で、またもレア機を見れました。

 

随分と遅い今年の撮り始めになっていまいましたが、貴重な雪レフの撮影にレア機が勢揃いと、なかなか良い機会に恵まれました。

ここで運を使い果たしていないといいのですが(苦笑

YS-11やF-4EJ改など、引退が見え始めた機体もあるので、今年は積極的に撮影に行って、その姿を写真に収めてきたいと思います。