防衛省の来年度予算案である概算要求が発表になりました。

ここから予算案として国会承認を得るわけですので、実際にこの通りになるかは不明ですが、筆者が気になったものをピックアップしていきます。

オジロワシの302飛行隊は存続?解隊?
F-35Aに関する情報に気になる記述

昨年度の予算概要では三沢にF-35A臨時飛行隊を新編するとの記述がありましたが、今年の予算概算要求の資料が

百里の302飛行隊が機種を変えて移動する

とも取れる記述に変更されています。

平成30年度予算概算要求より抜粋

これが本当なら、302飛行隊は無くなるのではなくて、機種を新たにして三沢の地で生まれ変わることに・・・?

ただ三沢にF-35A飛行隊を新編するとの記述も引き続き残っているので、どちらになるか不明です。
ただ個人的にはオジロワシのマーク好きなのでロービジ化してでも残ってほしい・・・

次期警戒管制レーダ、本格的に開発着手か

防衛装備庁HPより

次期警戒管制レーダの開発として196億円が計上されています。

これは以前より防衛装備庁にて次世代警戒管制レーダとして、試作されていたものだと推測されます。

既存のレーダとは違い、受信機を分散配置することで電波反射を偏向するステルス機からの反射波を拾うという技術のようです。

SM-6ミサイル試験導入

AMRAAMと同様の終末誘導方式が可能な艦対空誘導弾・スタンダードミサイルの最新型SM-6を調達する旨が記載されています。

従来型はセミアクティブレーダーホーミングで常に母艦のレーダー照射を必要としましたが、SM-6はアクティブで対象を攻撃可能です。

SM-6については限定的ながら弾道ミサイル対処能力を持つとの話も聞きます。

高速滑空弾?新装備品の開発に関する記述

平成30年度概算要求より

島嶼防衛用高速滑空弾なる名目で今までにないタイプの装備品が登場しています。

米軍にはGBU-39という投下後に翼を広げてグライダーのように滑空するタイプの装備品がありますが、この高速滑空弾なるものもそれと同様の装備なのか、あるいは全く違うアプローチからの装備なのか、これは続報が待たれるところです。

KC-130Hが増える

主にヘリコプターを対象とした空中給油機としての能力を付加したC-130H輸送機、KC-130Hの改修費用として1機が計上されています。

現在存在するのは2機だったかと思うので、これにより3機体制となります。

 

他にイージスアショアの導入、F-35Aの追加調達、オスプレイ調達など以前より話のあったもの、また引き続き調達が行われているものは、ほぼ予定通りの進行のようです。

詳細は防衛省の発表資料

また気になるものがあれば、随時追加してきます。