先日、3月20日、東京五輪に向けて聖火を乗せた特別機が松島基地へ到着。

それにあわせて航空自衛隊のブルーインパルスが、空に鮮やかなスモークで彩を添えました。

今回、この記念すべき行事を見届けるために松島基地へと遠征してきましたので、そのレポートになります。

暴風に見舞われた松島

3/20、当日の朝。松島基地のある東松島市は雨こそ降っていないもののかなりの暴風。基地の周辺には遮るものも無いため、容赦無く風が吹きつけます。

しかも運の悪いことに風向きは北寄り。松島の主滑走路は07/25で東西に延びているため、強烈な横風を浴びる形になります。

本当に聖火特別輸送機は来るのだろうか・・・?もしかして他の空港へダイバートするのでは・・・?などとギャラリーも不安になる中、待つこと1時間以上。

9時20分ごろに、遠くの空へ現れた機体、可能な限り望遠で撮影すると

聖火特別輸送機だ!!!

FR24で確認すると、確実に松島基地へのアプローチコース。

そして

強風をものともしない、スムーズな着陸。お見事です。

着陸後、式典会場のエプロンへ移動。

かなり予定より早い到着だったようで、ここからしばらく待機となりました。

暴風の中、ブルーインパルス
スタートミッション!!

聖火特別輸送機の到着後、松島の天候は更に悪化。

最早、立っているだけでもバランスを崩すほどの風は、強風を通り越して暴風というレベル。当日、この時間帯の東松島の気象庁観測記録では平均風速10m/s、最大瞬間風速で20m/sを超える時間もあったようです。

この風の中、ブルーは本当に飛ぶの・・・?と思っていると、遠くのハンガーで光りだすライト。次いで聞こえてくるT-4のエンジン音。
今回のブルーインパルスは前代未聞の12機編成。アルファ編隊の6機、更にブラボー編隊の6機、それぞれのエンジンに火が入ります。

北風用のRW33から次々と離陸していくブルーインパルスの背中を見守ります。

ついに松島の空に五輪が

離陸したブルー12機はそれぞれの高度で基地の西側にあるホールディングエリアへ。一周するたびにエンジン音が響き渡り、まだかまだかとギャラリーを沸かせます。

そして最後に飛び立ったブラボー6の離陸から、およそ30分。

最初に進入してきたのは787号機をリーダーにしたアルファ編隊

あまりの強風に五輪マークは風に流れてしまいましたが、松島の空に咲いた五輪の花、確かに見届けました。

次いで臨時でブルーの一員となったノーマル仕様のT-4・752号機がリーダーを務めるブラボー編隊が低高度で進入。

リーダー機の後ろに5機が綺麗に並ぶリーダーズ・ベネフィットで5色のスモークを空に描きました。

そして大役を終えて、次々と舞い戻ってくる12機のブルーインパルス。

スライドショーには JavaScript が必要です。

アルファ編隊

A1:787号機、A2:666号機、A3:745号機、A4:731号機、A5:790号機、A6:686号機

スライドショーには JavaScript が必要です。

続けてブラボー編隊

B1:752号機(ノーマル仕様)、B2:663号機、B3:694号機、B4:693号機、B5:690号機、B6:697号機

なおアルファ3を務めた745号機は、五輪のマークを描くという大役を果たし、このフライトで用途廃止の時を迎えたそうです。

まさに最初で最後の、この12機での演技だったのです。

大仕事を終えたブルーインパルス。

感動をありがとうございました。