自衛隊のアクロバット飛行というとブルーインパルスが言わずもがな有名ですが、陸上自衛隊にもヘリコプターを使ったアクロバットチーム「ブルーホーネット」があるのをご存知でしょうか?

今回は、そんなブルーホーネットも見れる北関東のヘリのメッカ、北宇都宮駐屯地の航空祭を紹介していきます。

なお平成30年度は5月27日(日)に開催予定です。

北宇都宮駐屯地

陸上自衛隊の回転翼操縦士養成機関である航空学校・宇都宮校。
そして第12旅団の回転翼部隊である12ヘリコプター隊・第1飛行隊(UH-60JA)が置かれている駐屯地です。

また自衛隊の航空機を多く製造・整備しているSUBARUの工場があることから、頻繁に固定翼機も行き交います。

所属部隊・機関

航空学校宇都宮校

航空学校宇都宮校は、馴染みのあるUH-1Jの他に、練習用ヘリコプターとしてTH-480Bエンストロムを使用します。

自衛隊機としては非常に珍しいブルーのカラーリングが施された機体です。

12ヘリ・第1飛行隊

UH-60JA、いわゆるブラックホークを使用する12旅団の回転翼部隊。

ステッカーやワッペンなどでは機体のコールサインでもある「HIRYU・飛竜」とドラゴンのイラストをシンボルにしています。

第12ヘリコプター隊は全国でも災害派遣に従事する頻度が多く、御嶽山噴火の際に火山灰の降り積もる山頂付近へ降りたのも、この部隊です。

栃木県警航空隊

北宇都宮駐屯地には、飛行場の一部を間借りする形で、栃木県警の航空隊も常駐しています。

所属機はBK-117「なんたい」

山が多く遭難救助にも従事する栃木県警のヘリらしく、2017年のイベントでは救助活動のデモンストレーションを披露してくれました。

ブルーホーネット

北宇都宮のイベントを語る上で欠かせないのが、青い機体のTH-480を使用したアクロバット飛行「ブルーホーネット」です。

航空学校の飛行教官により編成される臨時チームで、従来は「スカイホーネット」としてOH-6で演技していたのが、機種変更を機に「ブルーホーネット」に生まれ変わりました。

ぶつかりそうな距離感での見事な編隊飛行を披露したかと思えば

軽量な機体の性能を最大限に活かした「ヘリコプターって、こんな飛び方出来るのか!?」というくらいのアクロバット飛行も見せてくれます。

最後は観客席に御挨拶。

ブルーホーネットは北宇都宮駐屯地のイベントでのみフライトを行う部隊で、ここに行かないと見ることが出来ません。

完全に「御当地限定」です。

しかし、この華麗なフライトは、一度は足を運ぶ価値があると思います。

地上展示も濃厚

フライトだけではなく、地上展示も充実しているのが北宇都宮のオススメできるところです。

こちらはSUBARUが展示しているFA-200エアロスバル。

ヘリポートでスポッターなどをやらない限り、普段ほとんど見る機会の無い企業保有ヘリも地上展示に並んでいます。

ゲートガードとして、陸自の航空部隊が使用してきた機体、特に練習機の類が展示されていて、歴史を感じることも出来ます。

北宇都宮へ行くには

交通アクセスは比較的良好で、JR線だと宇都宮線・雀宮(すずめのみや)。

東武線だと東部西川田駅が最寄になります。

共に2.5kmほど離れているので、歩くのが不可能な距離ではありません。

また雀宮駅を利用する場合は、宇都宮駅~石橋駅間を結ぶ関東自動車の路線バスが利用可能です。
ただし、停留所が駅前ではなく駅から少し歩いて国道まで出たところにあること、本数が休日の場合は1時間2本ほどになる点は注意が必要かと思います。

時間を節約したい、体力を温存したいというならタクシーも一手です。

参考までに過去にタクシーで行った際には1200円ほどでした。
複数名で利用するなら、十分に合理的な値段ではないでしょうか。

 

ここでしか見られないブルーホーネットと、各ヘリ部隊による飛行展示。
加えてゼネアビなども並ぶ地上展示と、ヘリ好きにはたまらないイベントである北宇都宮。

是非、出かけてみてはいかがでしょうか。