自衛隊の戦闘機パイロットは機関砲の射撃訓練を行うために、専用の曳航標的装置を利用して訓練を行います。

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このイーグルが機体下部にぶら下げているのが、その曳航標的です。

AGTS(Aerial Gunnery Target System)=機関砲標的装置と呼ばれます。

実際の訓練時には、標的曳航役の機体が指定のコースでオレンジの部分を切り離して、ワイヤーで空中を漂わせたところを、訓練実施機が狙うそうです。

で、こちらの機関砲標的装置、いくらするのか調べてみたところ、平成28年度の調達情報から確認できました。

お値段 約744万円也(税抜)

飛行機の搭載品と考えると、意外と安い・・・?
なお「日本飛行機株式会社」が製造を担当しているそうですが、補足の部分にアメリカのメギットディフェンスシステムとの契約云々と書いてあるので、恐らくはライセンス生産だと思います。

ちなみに、この標的、使い捨てではなく、パイロットの方は標的から少し離れた位置を狙って射撃するそうです。
確かに1台約750万円を、その都度ぶっ壊してると、流石にお財布が厳しいですものねぇ…

余談ながら、空さんではなく違うところですが、同様に模擬標的(再利用品)を飛ばして対空射撃をやったところ、見事に「命中」してしまい、模擬標的担当の部隊から「何やっとんじゃ、ぼけーーー!!!」と、怒りの無線が飛んできたとかいう逸話を伺ったことが・・・(責任者がお詫び行脚する羽目になったとか