装甲車の冬用タイヤ

先日は、関西・東海方面で大雪。

明日は関東でも雪が予報されていたりと、この時期何かと足元を悩ませる雪。

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戦車のような無限軌道なら、雪道も走れる(やわらかい新雪だと重すぎて沈んじゃいそうですが)ところですが、装輪車両=タイヤの場合、どうなのか?

結論から書いてしまうと、実は装輪車両用のタイヤに「スタッドレス」がちゃんと用意されています。

スタッドレス対応の車両

防衛装備庁の調達情報より確認出来るスタッドレス対応車は以下の通りです。

96式装輪装甲車

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軽装甲機動車(ラヴ)

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高機動車

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他にNBC偵察車両などにも、車種専用スタッドレスタイヤの存在が確認されています。

機動戦闘車

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機動戦闘車のスタッドレスタイヤについては、以前より存在すると言われていましたが、平成29年度調達予定品目において機動戦闘車用スタッドレスタイヤの記述があったことで、その存在が明確になりました。

ちなみに軽装甲機動車用で税込1本7万円くらいするようです。
やはり重量級の車両を支えるだけあってお高い。

また上記の車両以外にも、業務用車両向けなどと思われる複数種類のスタッドレスタイヤが調達されています。

しかしスタッドレスタイヤと言えども限界があるので、本格的な大雪の場合にはどうするか?

8465332336_0045639261陸上自衛隊HPより画像引用

北海道の北部方面隊及び東北の東北方面隊、東部方面隊の12旅団(新潟県や長野県を担当区域に含むため)など、豪雪地帯を担当する区域の陸上自衛隊には「雪上車」が配備されています。

写真は最新型の「10式雪上車」。
78式雪上車以来、実に32年ぶりの新型車量になるようです。

製造メーカーは新潟県に本社を置く大原鉄工所。
一般人にはあまり馴染みがないですが、南極観測隊用の雪上車も納品するなど、日本の雪上車製造では老舗企業です。

この他、本州の普通科部隊ではオフロードバイクを使うところを、スノーモービルを「軽雪上車」の名称で配備しています。
2017年現在は、ヤマハのスノーモービルを使っているみたいですね。
と、いうより国内メーカーではスノーモービル作っているのが、ヤマハだけというのが正しいかもしれません。

筆者は関東在住なので、なかなか雪対策装備というのを見る機会が無いのですが、機会があれば北海道の駐屯地行事など行ってみたいですね。

 

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