【これ、いくら?】災害派遣でお世話になる機材
起きないことが望ましいのは言うまでもないですが、どうしても地震大国日本では自衛隊の災害派遣に頼ることが避けては通れないのが実情。
今回は災害派遣の時に、何かと助けてもらう機会の多い自衛隊の機材の価格を紹介していきます。
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野外炊具
暖かい食事を提供してくれる野外炊具。
暖かい食事は士気高揚の意味で非常に大切なもので、災害派遣時にも
「暖かい食事が食べれる」
というのは被災地に多大な効果をもたらします。
野外炊具には基本型式の1号と、1号の一部に電源ユニットを抱えた小型の2号があるのですが、一般に災害派遣で使われることが多いのは1号のほうです。
陸上自衛隊の装備品紹介によれば200人分の食事一式を45分で用意可能とのこと。
野外炊具1号、正確には野外炊具1号(22改)の調達価格、平成28年度で
7,456,300円(税抜)
うーん、意外とお高い
ちなみに2号の方は約115万円でした。
野外入浴セット
暖かい「風呂」を提供してくれる野外入浴セット。
筆者も現場仕事の経験が長いので「風呂に入れるか」が如何に精神的に影響あるかというのは身をもって体感しています。
一度に30人入れる浴槽を、45分で沸かすことが出来るとのこと。
こちらの価格は平成28年度時点で
11,020,000円(税抜)
でした。
ちなみに野外入浴セットには湯船は勿論、ボイラーや貯水タンクなど一式が含まれます。
なお野外炊具も野外入浴セットも伸誠商事株式会社という企業から調達されていました。
会社案内を見ると、昭和37年ごろから、野外炊具は此方の会社が一括で製造・納品しているようです。
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