【ブルー演目】③ファンブレイク

【ブルー演目】③ファンブレイク

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撮影難易度・・・★☆☆☆☆

絵になる度・・・★★★★☆

迫力・・・★★★☆☆

美しさ・・・★★★★☆

(個人的な基準ゆえ、あしからず)

・参加する機体
①・②・③・④

・写真を狙いやすいポジション
比較的、何処でも狙いやすいが密集隊形を狙うなら、中央付近

必要な望遠焦点距離(大幅なトリミングが不要な範囲)
APS-C 200mm~300mm

ファンブレーク

ブルーインパルスの展示課目で、最も密集した隊形を取るのが、このファンブレークです。

会場左後方から進入して来た機体は、ダイヤモンド隊形を維持しつつ、約70度のバンク角で3G旋回へ移行します。

DSC_9479

ちなみに、1番機と4番機が重なっているように見えますが、これは4番機が1番機の真後ろでは無く、下にズレた位置を飛んでいるためです。

他の飛行機、特にジェット機の真後ろを飛ぶと言うのは、エンジン排気や気流の影響を受けるので、ブルーインパルスに限らず危険なのです。

①「ファンブレーク、レッツゴー」

隊長機の合図で各機は限界まで機体の間隔を詰めて、密集ダイヤモンド隊形に。

fanbrake

最も縮まったときで、機体の間隔は1m。
T-4の全長は13m。更にファンブレークでは400ノット近いスピードを出しています。
スピードと大きさの感覚で言うなら、路線バスくらいの大きさ(11m前後)の車を高速道路で100km/h出しながら10cmとか20cmの間隔を維持するようなものですね。

「仲間は確実に自分の位置を飛んでくれる」という編隊内での信頼と、卓越した操縦技術あってこその技だと思います。

 

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