関東屈指の戦車祭。駒門駐屯地に行って来た(前編)

関東屈指の戦車祭。駒門駐屯地に行って来た(前編)

4月に入り、各地はイベントシーズン。関東の各地でも駐屯地祭などが予定されています。

何処に行こうか毎年迷うのですが、今年は第1戦車大隊や機甲教育隊などが置かれる戦車のメッカ、駒門駐屯地に行ってきました。


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駒門駐屯地とは

駒門は第1師団隷下の戦車大隊のみならず、機甲科隊員の育成を担う教育隊があるので、全国でも珍しい74式・90式・10式の全ての現役主力戦車が見れる駐屯地です。

また併せてPKO活動などに従事する隊員を教育する国際活動教育隊、第1師団隷下の高射特科大隊なども所属しています。

観閲行進

司令官による観閲を終えた後に、所属部隊による観閲行進スタート。

なお画像ですが、他の来場者の顔などを映さないように配慮するため、16:9の画像がところどころ混じっているのはご容赦ください。

最初に現れたのは第1機甲教育隊の10式。

続けて国際活動教育隊。

国際活動教育隊の軽装甲機動車は「国際任務仕様」で、通常部隊の物とは随所に違いが見られます。

続けて第1高射特科大隊。

こちらは対空レーダ装置 JTPS-P18。

高射部隊の眼となる車両で、作戦時には荷台のレーダーを高く伸ばして使用します。

高機動車ベースの近SAMこと、93式近距離地対空誘導弾

こちらは通称・短SAM。81式近距離地対空誘導弾。

装備品展示では、ミサイルの訓練弾も展示されていました。

続けて部隊の活動を支える第1後方支援連隊

レッカー車はよく見ますが、こちらのトラックはなんなのかイマイチ分からず。

高射直接支援隊所属車のようですので、高射部隊の運用をサポートする「何か」ではあるはずですが。

そして第1戦車大隊の登場。

74式戦車も登場。

第1戦車大隊の廃止も予定されていますので、あと何年この姿を見れるか。

戦車回収車。

動けなくなった戦車を助けに来る、大切な車両です。

機甲教育隊から90式戦車も登場。

関東周辺で見れるのは富士の戦車教導隊か、この機甲教育隊の車両だけです。

最後に登場したのは74式戦車(改)。
G型と呼ばれる、陸自でも4両しか存在しないレア戦車です。

キャンプ富士からやって来た海兵隊も行進の最後に参加。

観閲更新後、機甲教育隊の10式が再度会場に登場。

観閲官の立つ壇に向かって急加速で突っ込み、直前で急ブレーキを掛けるというパフォーマンスを披露してました。

ちなみに、急ブレーキでキャタピラが巻き上げた砂埃が思いっきり来賓席に飛んでいっていました・・・( ̄▽ ̄;)

模擬戦・訓練展示

音楽隊の演奏を挟んで、訓練展示を開始。

その模様をレポートしたいのは山々なのですが・・・

如何せん、ポジションがいまいちで写真うまく撮れず+アナウンスも聞こえずだったので、いくつか上手く撮れた画像で雰囲気だけお楽しみ下さい。

74式が見れるうちに、リベンジしたいですね。

ただ、訓練展示自体は撮れませんでしたが、そこから退場する車両と装備品展示の為に整列するところが、なかなか綺麗に撮れました。

地上展示の模様は、後編にて