【ブルー演目】25 ローリングコンバットピッチ
撮影難易度・・・★★☆☆☆
絵になる度・・・★★★★★
迫力・・・★★☆☆☆
美しさ・・・★★★★★
(個人的な基準ゆえ、あしからず)
・参加する機体
①・②・③・④
・写真を狙いやすいポジション
中央付近
必要な望遠焦点距離(大幅なトリミングが不要な範囲)
1~4番機を全部入れようと思うと200~300mm
ローリングコンバットピッチ
歴代ブルーインパルスでショーのフィナーレを飾る課目として代々引き継がれてきた課目で、ブルーの伝統芸とも言えます。その美しさは何とも洗練されています。
会場左手からエシュロンの隊形で進入した4機は緩やかな引き起こしで約15度のピッチ角に以降。
その後、各機緩やかに右バンクを取った後、1番機から順番に約290度のロールを行いながら観客席の前を大きく旋回していきます。
これを見ると、いよいよフィナーレだなぁと毎度思います。
それくらいブルー好きにはお馴染みの課目なのです。
そもそもコンバットピッチって?
コンバットピッチは本来、戦闘機の機動飛行の1つです。
基地への帰還中、敵に狙われないためにはなるべく速く飛んだほうが良いですが、飛行機が着陸するには速度を落とさないといけない。
そこで基地までは高速で飛行して、安全圏に入った後、運動エネルギーを急速に失う急上昇と急旋回機動を行って一気に減速した後に着陸進入に移行する、これがコンバットピッチと呼ばれる飛行になります。
ブルーのローリングコンバットピッチは、その技を曲技用にアレンジしたものです。
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