自衛隊階級別役職(2佐編)

自衛隊階級別役職(2佐編)

1佐編はこちら

先日の1佐編に続いて、2佐編です。

1佐が部長職なら、2佐は次長といったところでしょうか。

二等陸佐

主に大隊長、または副連隊長などを務めます。

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陸上自衛隊において、大隊は各師団の戦車・高射特科・通信に存在します。普通科大隊(歩兵大隊)は空挺団だけです。

部隊によって、かなり違いますが多いところでは500名前後の部下を指揮することになります(空挺団の普通科大隊などは300~400名)
(H30.3 人数について最新の資料に基づき内容修正)

また資材・需品の調達・管理を担当する補給処の支処などで長を務める人もいます。

また、後ほど書く航空自衛隊と一緒で、ヘリコプター部隊の飛行隊長も二等陸佐です。

二等海佐

二等海佐は「艦長」と称される職の一般的な階級です。

これらの艦は全て二等海佐が艦長
これらの艦は全て二等海佐が艦長

DDHやDDGなど一等海佐が艦長を務める艦を除いては、原則として二等海佐が艦長に就任します。
(一等海佐が艦長の場合、副長に二等海佐があたります)
このクラスの艦だとおおよそ150~200名が乗り込むことになるので、そのトップとなるのが二等海佐です。

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潜水艦の艦長も同様です。
ちなみに手前の艦に1つ星の旗が掲げられていますが、これは艦長ではなく潜水隊司令が乗艦時に掲揚する隊司令旗です。

陸空と一緒で、やはり飛行隊長を務めるのも二等海佐になります。
(「航空隊長」が一等海佐、「航空隊隷下・飛行隊長」が二等海佐)

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二等空佐

航空自衛隊で「パイロット」としての職務にあたる階級としては、二等空佐が最高の階級にあたります。
これはパイロットが二等空佐までしか上がれない、というわけではなく「パイロットとして、自らも空を飛ぶ上での最高位」という意味合いです。

実際、入間基地の通称「シルバーインパルス」ではアナウンス聞いてると、一等空佐が搭乗しているということもチラホラ。
(パイロット資格が有効な限り、技量維持飛行は必ず行うそうです)

では二等空佐が務める職は何かと言うと、ずばり「飛行隊長」です。

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これは戦闘機部隊に限らず「○○飛行隊」の名が付く部隊で、パイロットとして隊長を務める人、全てに当てはまります。

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ブルーインパルスの飛行隊長も、二等空佐です。
(飛行隊長≠編隊長。2年目のORパイロットが担当する場合は三等空佐)

また最近では、航空自衛隊出身で宇宙に行かれた油井宇宙飛行士も最終階級は二等空佐だったかと思います。

パイロットばかり書くと「航空自衛隊はパイロットだけじゃない!」と言われてしまうので、他の職についても。

各地で日本の領空を見張るレーダーサイト。
レーダイサイトは1つが一個警戒隊及び分屯基地となっていますが、その警戒隊長及び分屯基地司令を務めるのも二等空佐が主です。

また各飛行場の施設・通信・基地警備など「隊」の単位で隊長を務めるのも、二等空佐の仕事です。

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