年に一度の教導巡回 百里基地撮影レポートH29.2.22
毎年、2月下旬から3月上旬頃になると、百里基地の外柵見学は、いつにも増して盛り上がります。
それは、百里では年に一度しか見れない、貴重な戦闘機がやってくるから。
その貴重な戦闘機とは、航空戦術教導団・飛行教導群、通称「アグレッサー」
略して「アグレス」とも呼ばれる、この部隊。
普段は小松(2016年夏ごろまで新田原)をベースにしてますが「巡回教導」と言われる、全国の基地を回って戦闘機部隊の訓練を行う機会があるのです。
普段、小松まで足を伸ばせない航空ファンには、年に1度の貴重な機会。
これを逃す訳にはいかんと、あれやこれやと策を練って、お休みをゲットしました。
(後々「御礼」という名のオゴリが待っているのですが、まぁ趣味のための出費だと思えば…)
今回は、そんなアグレッサーも含めた撮影レポートです。
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アラート機ドナドナ
今回、撮影ポイントは定番のハンガー前ポイントを選びました。
着いて早々、珍事発生。
あれ、いつもと様子が違う・・・?
アラートハンガー(スクランブル機=実弾装備機が待機してるとこ)が開いとる!!!!
えっ、何?また某国が東京急行ルートでも来てるの?
と思ったら
はい、機体引っ張り出すよー
と、思ったら今度はハンガーの裏側から「新しい機体持って来たよー」
この後、ハンガーの扉は閉まりました。
機体の交換だったようです。
ある意味レアな場面を見た気がします・・・
1st~
午後はT-4と救難のUH-60Jの上がりでスタート。
続いて301のファントムがテイクオフ
ここで聞きなれないコールサイン「チェッカー」が着陸のクリアランス。
確か浜松の機体では・・・と思っていたら
やはり浜松の第1航空団でした。
この後、数時間で早々と、お帰りに。
レコンファントムもテイクオフ
曇り空なので、昼間でもアフターバーナーの炎がよく見えます。
しかも2機目は青ファントム。
その間に、301のT-4がウェストサイドにランディング。
小さなT-4も、この近さだとばっちりドアップで写せます。
救難隊のU-125Aもお出かけ。
百里の機体は、まだ洋上迷彩塗装は入ってないみたいですね。
アグレス動く!
そして、遂にやって来ましたアグレッサー!
このド派手な塗装!
離陸直後で、豪快に捻って、飛び去っていきます。
今日の演習相手はオジロワシ302飛行隊みたいです。
と、アグレスに見とれていたら、無線から「Fudou…21R…」の言葉が。
フドウ、501飛行隊・・・
通常塗装のレコンファントムは、21Lにさっき降りてきた・・・
あと今日上がってる、501のレコンファントムは・・・?まさか!!??
キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
洋上迷彩の青ファントム、ウェストサイドにきたー!!!!!!!!!!!!!
青ファントムを間近で堪能できる貴重な機会!
あぁ、やっぱり、青ファントムかっこいい・・・(ヨダレ
ある意味、アグレスより、これが今日一番嬉しかったかもしれません
そんな、こんなしていたらアグレスがお帰りに。
アグレスのお帰りを見届けたところで、本日の撮影は終了。
天候だけは残念でしたが、お目当てのアグレスも至近距離青ファントムも堪能できたので、成果十分の百里出撃でした。
なお今回の撮影で、愛機D7000の合計撮影枚数は2万枚を超えました。
一杯撮ったなぁ…と。
春前にはサービスセンターで清掃してあげなければ。
[…] 平成29年2月撮影レポート […]